ヒュッテ手白澤
3/23/2018

私はどうやらすっかり奥鬼怒にハマってしまったようで、
八丁の湯から戻ってものの数日で、
今度はさらに奥の手白澤まで行ってしまった。

女夫淵の駐車場から八丁の湯まではこの間と同じだ。
今度は早いうちに歩き始めたのであいつに怯えることもなく快適。

八丁の湯を過ぎると加仁湯が見えてきた。

ここも送迎をやっているらしい。
立派な建物だな〜

で、私はこっち方面へ
それにしてもこんな時間なのに誰にも会わない。
やっぱ平日って空いてるんだね。

こんな木の橋を渡り

ここからが素晴らしいブナ林でした。
で、やっぱこいつだよ(ーー;)
でもまあ今日は大丈夫でしょう。
ブナ林を過ぎて少ししたら到着しました。
駐車場からは2時間ちょっとかかりました。

さっそく温泉です。
八丁の湯は人が多くて撮影できなかったけど、
なんと貸切です。

水道なんかありません。
八丁の湯もこんな感じでした。
贅沢ですね^ ^

こんな広い部屋に私一人。

のぼせたので涼みに下の川へ

コーヒーを飲みました。

ビストロ手白澤^ ^

レストランじゃなくて歩いてしかいけない山小屋です。
一応念のため。

すごいね。

こんなの出されちゃそりゃ飲まないとね。

ワインも頼んでこの食前酒が美味しかったのでまた飲んで、
もうお腹がいっぱいです。

デザートまで出てきた〜〜〜
山小屋へ一人で行くと、
大勢のおじちゃんやおばちゃんの団体がワイワイやって、
ぽつねんと一人で食べるのも何か居場所がない感じだし、
かといって、たまに餌食にされて最後まで付き合わされることがあったりと、
どっちも困ったもんなのですが、
ここは単独行の方が多くて気が楽でした。
食後また貸切で風呂に入り、
ロビーでお目当の岳をを待つもとうとう帰って来なかった。
ヒュッテのスタッフの方が言うには、
多分今日は八丁に行っているんじゃないかと言う。
今回なんでこんな強行な感じでまたここへ来たかと言うと、
奥鬼怒の美しい清流に魅せられたことが一つ。
もう一つは、奥鬼怒3温泉を行き来する、
それぞれの小屋のワン達に会いたかったからなんです。
八丁へ泊まった時、
加仁湯方面へ歩いて行くワンを見かけた。
すぐに外へ出たけどもう姿がなくて、
それが心残りだったんです。
あきらめきれず外を眺めていると、
そのうち雨が降り出した。
本降りだ。
これはもう、岳は八丁にお泊りするのだろう。
翌朝、早く目が覚めひとっ風呂。
そのままロビーへ直行するも、
雨ますます強く、、、
部屋に戻り帰り支度。
なんと、レインカバーを忘れてる、、、
ゴミ袋も小さいのしかなくて、
これは困った>_<
なんとか止んでくれるといいんですが・・・

朝食。
旅館のようなお膳ですね。
美味しくいただきました。
雨、もう土砂降りに近く、、、
この山奥でもネットが使えるようになっているので雨雲レーダーを見ていると、
1・2時間待ったぐらいじゃどうにもなりそうにない。
仕方なし帰るとするか。
小屋のご主人に会計をしてもらい、
ひょっと外を見てみると、
岳が帰って来てるじゃないですか‼︎

ずぶ濡れ^ ^

ブルブルブルっとやって、
見張りをしている。
撫でてみるも疲れているのか無反応(ーー;)
まあじゃれついて欲しいのではなく、
実はこの子たちは、
登山者と一緒に宿から宿のコースを歩くことがあると言う。
それを期待していたのです。
ご主人に、岳は付いて来てくれるかな?と聞く。
さっき帰って来たばかりだからね。とご主人。
案の定、岳はつれない素振り>_<
でも会えただけでもいいや。

岳は川上犬という犬種で、足の指が6本あるんだよ。
ご主人に言われ見てみると、
本当だ〜
雨降り続く
岳にも会えたしそろそろ出るか・・・
ザックカバーは?
あっ、大丈夫です。
忘れてしまって、、、
ご主人慣れた手つきでゴミ袋に二つ穴を開け、
これで大丈夫と担がせてくれる。
ありがとうございます。

ご主人と岳
もしや岳が後ろから来てるんじゃないかと、
なんどもなんども振り返ったけど、
そのうちもうあきらめた。
振り返ってあいつがいたら嫌なので。
きっと今頃疲れて寝ていることだろう。
ずぶ濡れで駐車場に戻ると、
なんともおしゃれな格好をした男性が歩いてくる。
ウォーこれはもしやあのブラピの映画じゃないのか???
いや、それに違いなかった。
なんでも見てくれから入る私は、
フライフィッシングの方の装備と言うかファッションというか、
それを見てるだけで身震いがするほど好きなのです。
それにしても、こんな雨でもあの紐みたいなの投げれるのかな・・・
素敵なハットに素敵な長靴、
びくというの?
籐でできたカゴはこの上なく美しい。
ああ、なんて紳士的なオールドスタイルなのでしょう・・・
それに比べ私はドブネズミだな(ーー;)
あんまりジロジロみると怪しいので、
挨拶だけして車に戻りました。
帰りはまた上人一休の湯に寄ってしまった。
次は日光澤の3ワンのところへ行こう。